日本画を制作する過程を記録してゆきます。

2012年12月3日月曜日

NANAちゃん特集 その1

 
 
「一花の会」に、ある日彗星のごとく現れたNANAちゃん。
日本画は初めてのようですが、他の画材ではいろいろ描いている経験者。
立体もやっていたとのこと。
 
 
もくもくと水張り

下書きをトレース

トレース修了


描いている姿は、職人のよう。
 
 
 
 
 
 
 

 


テンプルちゃんの猫 経過

 
 
 
いきなりのドアップでビックリさせて、ごめんなさい。あまりにも可愛かったのでつい、、、。
 
 
全貌はこちら
 
 
 
 
 
クロちゃんはこんな感じ


2012年11月26日月曜日

ニック、新作にとりかかる

描きたいものはいろいろあるようですが、なんとなく1年に1,2枚のペースで進んでいます。
今回こそ、揉み紙を成功させたいと気合いをいれていました。


入念に下描きしたはずなのですが、写す時トラブルが、、、。モチーフが真ん中からずれていたという。しかし、うまく修正できました。絵の上手な人の条件の一つに修正(ごまかす)する技というのがあるような気がします。

筆が乾いている、なぜ?!

2012年、ニックはサッポロビールの宣伝マンとして日々過ごしていました。この時のおやつはサッポロビールクラッカー。


2012年11月14日水曜日

2012年10月10日水曜日

夏の函館山

ホワイト・ジャック、風景画に挑戦

函館市民なら大抵登ったことのある函館山。地元の多くの画家も、この山をモチーフに描いています。戦時中は函館山の絵を描くのはもってのほか、山の方を見ることさえ禁じられていました。山全体を要塞としていたためです。当時の函館の街の写真からも山が消されていました。
湯の川方面からのスケッチ
骨書きのあと、銀箔を張りました。

ホワイト・ジャックさんは絵の材料になりそうな雑誌の切り抜きなどを、日ごろから収集しており、下準備に余念がありません。お仕事以外では、いつも絵のことを考えているんじゃないかな、、、。


すがすがしい夏の函館山の絵が完成しました。ふもとの町並みの描き方が独特です。


2012年9月10日月曜日

KIMONO

北海道函館市で開かれている公募展、「赤光社」
サラサは和服女性を描き、出品することになりました。
墨による下書き。頑張りました!







この段階から、大幅に変わりますが、私(イルの飼い主)のミスで、完成した画像を撮るのを忘れてしまいました。サラサちゃん、画像持っていたら私に送ってください。


そして、送ってもらったのが下の画像。
出品日の前の日に激変。











2012年8月22日水曜日

木のようなブロッコリー

ホワイト・ジャックの不思議な世界

驚きのパプリカの絵の次に描いたものは、ブロッコリーです。
しかも、料理のあとの姿、、、。
丁寧にスケッチ
背景の色を塗りました。
もうすぐ、完成。

ところが、
完成まで、あと一歩のところで
背景を大胆に変更しました!
激しい、力強い絵に一変

完成!!
みなさん、注目!という感じです。

2012年7月23日月曜日

コトリさん、日本画初挑戦(後編)

コトリさんは、何を描こうか迷いながらも、鳥の形をした笛のオモチャの他に、この頃咲いていたツツジをスケッチしていました。ツツジを実際より大きく描き、その上に鳥の笛を3羽配置してみることに。


鳥の親子?ですね。ストーリーのある絵を描きたいものです。とても難しいですが、、、。
何回も岩絵の具を重ねて、
自分のイメージに近付けてゆきます。



一生懸命描いている後ろ姿。


完成です!ほのぼのとした、やさしい絵ができました。幸せそうな鳥の親子にみえます。




2012年6月25日月曜日

サラサ、猫の絵と風景画 完成!!


探るような色の塗り方が目を引きます。
かっこいい猫さん(女の子でしたね)できました。
日本画初完成!



こちらは、油絵。
道の向こうの、ほのかに明るくなっているところから誰かがやってきそう。
「輪を転がしている女の子」
「竹馬に乗った男の子」
「皿を回しながら歩いている大道芸人」
物語の一場面のような作品が完成です。

2012年6月21日木曜日

コトリさん、日本画体験記(前編)

3ヶ月の日本画体験に挑戦することになりました、コトリさんです。
身近なところからモチーフを選びました。
小鳥の形をした笛(娘さんの)を描いてみることに。


とりあえず、デッサン中


3ヶ月という短期間のため、とっかかりをつけやすい揉み紙の技法で、
下地作りをすることにしました。さらに銀箔で発色のよさも狙います。



勢いが肝心の箔張り。

うまいです!


事件発生、、、。銀箔を張ったのち、和紙を揉んだら結構銀箔がはがれてしまいました。が、意外ときれいなのでそのまま描き進めることに。箔を張るとき、膠が弱かったのが原因のようです。


2012年6月11日月曜日

ニックのみぞ知る、、、

5月14日
背景の色がシックな感じになりました



5月28日
「盛りあげたい、盛りあげたい」と頻繁につぶやくようになりました。メンタル的なことではなく、岩絵の具を盛り上げて塗りたいようです。



6月11日
オモチャカボチャのイメージとしてはお祭り(ハロウィン)の飾りです。いろんな形や色合いのものがあり、時期になると、かごに溢れんばかりになって売られています。ある日、それらのにぎやかな光景を見た孤高の精神の持ち主ニックは、3つのオモチャカボチャを選び、均等に並べ、描きはじめました。途中、実物はカビが生え腐り、やむなく捨てることに。オモチャカボチャの時期から約9ヵ月、落ち着きのある絵が完成しそうです。以降、この絵をニックは教室に持ってこないので、これで完成なのかもしれません。


2012年5月28日月曜日

キタコブシ




小さな蕾から、今まさに満開を迎えているキタコブシまで描かれました。途中の画像では岩絵の具の盛り上がって塗られている様子がわかります。
◆安積先生「ひいて見たときの見え方のほうが大事」◆
多少画面がデコボコいていても気にすることはありません。NORIKEIさんはうまく岩絵の具で厚みを出し、花弁の変化を引き出すことができたようです。