日本画を制作する過程を記録してゆきます。

2016年8月31日水曜日

2016年 函館教室展

2016年5月に日頃の成果を発表しました。
温かい来場者の方たちのご協力のもと、今年もアンケートを実施いたしました。私たち「一花の会」は、とても励みになっております。心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

アンケート結果、上位に選ばれた作品を一挙公開です!作品の解説は本人によるものです。
質問は5つです。

質問1 「ご自分の部屋に飾るとしたら、どの作品ですか?」



「春待つ心」 ぼうぼう姫 作

質問2 「あなたは本を出版することになりました。表紙にどの絵を使いますか?」


「花」 宙さん 作

枯れつつあるアネモネです。

私とダブリます。

老いてもたつ



思っています、、、。しかし、どうかな?

質問3 「観ていて夢心地になった作品は?」

「錦秋」  Dr.MASA作

川汲公園の秋。モミジ、ダケカンバ、コシアブラ、トチノキ、コナラなど、さまざまな木々が織りなす森の景色は素晴らしく、文字通りの『錦秋』と言えます。それぞれの木の葉の特徴を、時間をかけて描き分けました。

質問4 「額装(作品の見せ方)にセンスを感じる作品は?」

「ひとりの修羅」  ひやひやお兄 作

私は書道をたしなむ一人として日本画の作品に「書」を取り入れたいと思っていました。先生は「挑戦してみては」と言われました。この度、作品に「書」を描きこんだ一点を、ここに展示しました。ご高覧頂ければ幸いです。

「修羅」は、インド神話の悪神。戦う世界に存在します。
「修羅」は別に、激しい戦いを意味します。

質問5 「題名に詩を感じる作品は?」


質問1の一位に輝いた、ぼうぼう姫の「春待つ心」でした!


その他、たくさんの票を頂いた作品の紹介です。

「風音」  COCOちゃん作

晩秋の頃、いつも通るアジサイの咲く道を歩いていてアジサイの葉の沢山の色に感動しました。
こんなに美しい色の変化を、絵にしてみたくて自分の感覚で描いてみました。
冬の足音を聴いているような表現として猫をモチーフにしました。

「牡丹」  NORIKEI作

「浮世暁」  NANAちゃん作



安積徹先生、特設コーナー
アンケートにお答え頂いた方に先生のハガキプレゼントの特典!
その他、一花の会のメンバーのハガキも置いてありました。
また、夏に描いたうちわも展示。楽しい展示を目指しています。

来年2017年5月に「一花の会」日本画展を開催予定です。
さらなる飛躍を目指します。
来年に向け、先生からお題がでました(お題がほしいとせがんだため)

お題 「夢」

に決定です。自由な作品の他に「夢」というコンセプトで作品を一枚制作します。


その他、箔を使った作品を蝋燭の明りだけで鑑賞する反転企画も構想中です。
楽しい日本画制作を目指している一花の会に、今後も忌憚のないご意見お待ち申し上げます。