日本画を制作する過程を記録してゆきます。

2016年12月26日月曜日

デッサンのこと (安積先生からのメッセージ)




デッサンはものの構造を知り記録しておくことも大切な目的ですが、その場の雰囲気や描いた時の気持ちも残しておくことができます。それをもとに日本画を描きますので、いろいろな角度から美しい形を探してみてください。






宙さん

スケッチがのびのびしたタッチでモチーフの雰囲気や性質その時感じた感情をうまく表現する力があります。いつも素晴らしいスケッチを見せてくれます。









NORIKEIさん


ボタニカルアートに数年武者修行をしただけあってスケッチがうまいです。








Kathyさん


絵を始めた間もないですが気持ちを込めたデッサンをします。花の心を見つめてのデッサン続けてください。



AZUさん
絵を始めたばかりですが恐れずぐいぐい描く姿勢はあっぱっれ!描く力があり楽しみです。




NANAちゃん





とても繊細な仕事を根気よく続けています。日本画でも線の美しさが光っています。





ひかりさん
初めて一作目の日本画ですが、かなりの腕前でした。デッサン力もあります。かわいらしいウサギはペットとして飼っていたものだそうです。愛情を感じますね。







宙さんの絵の仕事


事後報告になってしまいましたが、今年の夏、宙さんにご近所の野菜屋さんから壁に絵を描く依頼が来ました。宙さんが選んだモチーフはズッキーニ。躍動感あふれ、力強い命を感じます。


膠(にかわ)のこと

日本画教室に入られた方でたまに「何年か前に膠を買ったのですが、これ使えますか?」といってこげ茶色の膠をお持ちになられます。説明書きにはいつまでも使用可能というような文言がありますが、明らかに何かが起きてしまっている・・・あまりにもこげ茶なので記念撮影。