日本画を制作する過程を記録してゆきます。

2012年10月10日水曜日

夏の函館山

ホワイト・ジャック、風景画に挑戦

函館市民なら大抵登ったことのある函館山。地元の多くの画家も、この山をモチーフに描いています。戦時中は函館山の絵を描くのはもってのほか、山の方を見ることさえ禁じられていました。山全体を要塞としていたためです。当時の函館の街の写真からも山が消されていました。
湯の川方面からのスケッチ
骨書きのあと、銀箔を張りました。

ホワイト・ジャックさんは絵の材料になりそうな雑誌の切り抜きなどを、日ごろから収集しており、下準備に余念がありません。お仕事以外では、いつも絵のことを考えているんじゃないかな、、、。


すがすがしい夏の函館山の絵が完成しました。ふもとの町並みの描き方が独特です。